ブレイクブレイド劇場版試写会に行ってきました【追記】


GA Graphic劇場版ブレイクブレイドの完成披露試写会の参加者を募集していたので応募してみたら、あっさりOKを頂いたので行ってきました。場所はバンダイナムコ未来研究所!
未来研究所は名前に違わず凄い所でした。8階吹き抜けのホールに1/10ガンダム戦場の絆が6基あるゲームセンターとか、あんなトコで仕事できる人達は幸せだなあと思いましたw

ちなみにブレイクブレイドとは、化石燃料の無い世界で、魔力に反応して動く石英からあらゆる機械を作り出しているという独特の世界を描くロボット漫画であります。まあ詳細は原作をどうぞ。

で、先にこの作品の感想をまとめてしまうと、今どき頑張ってメカも手書きアニメなので動きに違和感もなく、背景も綺麗、キャラクターも原作に忠実で映像的には満足。音声も、環境に合わせて反響を変えるといった凝りようで、力が入っているのがわかりました。

冒頭では、魔力が脳のシナプスで発生し、それが神経を通って指先に伝わり、その指の触れたコントローラ?から機体に移ることでゴゥレムの持つ銃の内部のギミックが動作し、そこから弾丸が撃ち出される、という一連の様子が細かく描かれ、ブレイクブレイドの世界の特徴を把握しやすくしていたのが好印象。(つまり全ての動力源は人間の発生させた魔力)
お陰で、漫画を読んでいただけでは感覚的に理解できていなかったゴゥレムの特殊性が良く把握出来ましたw 本当にゴーレムなんですね、アレ。人間が魔法で動かしてるから、パイロットが気を失うとモニタも表示されなくなる。
当然、俗に言う「ロボット」と違って燃料も推進剤もないから、弾を食らっても倒れるだけで爆発しない、一部の機体を除いて*1は基本的に二本の足でガシガシ走る、という映像もなかなか新鮮w
正直言いますと、作中のゴゥレムは皆ディテールは細かい一方で、フォルムは加工技術の稚拙さの演出の為かやたらとダサいのですが、ああも動くと今月末発売のキットが欲しくなる位格好良く見えてくるのが不思議です。まあそれはOOガンダムとかでも同じなんですけどねw

この作品は全6章完結で、今月末から毎月1章ずつ公開するとのことなのですが、ヨメに「毎度毎度見に行くなよ」とかクギを刺されてしまったので以降は見られそうにないのが残念至極orz でも6章で最後まで描けるんですかね。原作全部やれるのかな?(完結してないのに?)


それにしてもデルフィング、スリットになってるあそこは目じゃなかったのね…いやアレは意外だった…


【追記】
どうもデルフィングのデザインはちぐはぐな印象があったのだけど、さっきコトブキヤのサイトでデルフのキットの写真を見ていてその原因に気がついた。
この機体は、頭部、胴体のラインと、手足、腰の装甲のラインがあまりにも乖離している。そういうデザインなのかと思っていたのだけど、作中でも手足の装甲は急造の様に稚拙な造形だったと言われていた。
デルフィングの本来の装甲は、胴体部分の様な凄い曲線的なモノだったのではなかろうか。…って、今更ですか?

ブレイクブレイド (1) (Flex Comix)

ブレイクブレイド (1) (Flex Comix)

ブレイクブレイド (8) (Flex Comix)

ブレイクブレイド (8) (Flex Comix)

*1:エルテーミスのアレは反則だろう…