シルバーウィーク

結局、連休中は普段の休日と変わらないコースのドライブ、それから買い物と積んでいたガンプラを組むことだけで終了した。

先日の洪水騒ぎは、我が家まであと2キロのところまで水が迫ったものの、何事もなく済むことができた。
何事もない、ということはないな。次女の通う学校は水没してしまい、まだ登校することはできず、何かと足を運んでいた隣町は未だ復旧の途上にある。どこか懐かしい雰囲気が気に入ってよく使っていた石毛の某スーパーなぞは復旧作業の素振りすら伺えない。国道を走れば、未だ田に入ったままのクルマが3台ほど放置されており、洪水の恐ろしさを伺うことができる。
正直動揺している。見慣れた街、風景があんなにも変わり果ててしまうとは。何事もなかったようにまで回復するのはいつになるのか。


かの有名な「元ガソリンスタンドの天下一品」も浸水。ここは1m以上の水がきたそうで復旧作業中。再開したら食べに行こう

心残り? いや、良心が咎めることがひとつ。水海道には友人がいた。今考えれば、私は彼のところにすぐさま水や簡単に口にできる食料を運んでやるべきではなかったのか? 通行規制? 水没してる? それは言い訳ではなかったか?
ボランティアにだって参加することはできたはずだ。何故そうしなかったのか? 体力的な不安、休日をそれに使いたくないという利己的な判断? 薄情すぎではないだろうか?


自分の情けなさを痛感するとともに、ボランティアに参加された方々には心の底から頭がさがる。

本当、情けないなあ、自分。今度、彼にどんな顔をして会えばいいのか考えもつかない。彼は、私を許してくれるだろうか?