シタデルカラーを試してみた

モデラー界隈で最近話題のシタデルカラー。

  • 隠蔽性が高い
  • 乾燥が速い
  • 水性
  • 無臭
  • 全部艶消し
  • 舐めても平気なくらい安全

といったところが売りなのだけど、一方で

てのが困ったところ。
まあ後者は笑い話になるんだけどね。「Stegadon Scale Green」ってどんな色だよ!と思ったらウォーハンマーに出てくる恐竜のウロコの色だ、って知るかそんなもん!って話でw
もっとも、良く考えればこれはガンダムマーカーの「ガンダムブルー」みたいなモノなわけで、要は文化の違いなので諦めるしかないw

それはともかく何かと盛り上がってるシタデルカラーの話題、せっかくだから乗るしかない、このビッグウェーブ私もちょっと使ってみたいが、一本550円となると戦車の塗装なんかに使うにはちと高すぎる。
そこで今回はその隠蔽性の高さに注目して、ガンプラなどの部分塗装に使えないかどうかを試してみた。

まずは白「Ceramite White」。これはスーパーミニプラのザブングルの顔に使ってみた。

21-34 シタデルカラー CERAMITE WHITE

21-34 シタデルカラー CERAMITE WHITE

今、Amazonだとアホみたいな値段になってるのでヨドバシの方がオススメ

スーパーミニプラ ザブングルはなかなか色分けを頑張っていて、更に足りない色についてはシールで解決しているのだけど、それでもカバーしきれない部分が存在している。それが顔の頬の装甲断面とヒサシ下面の白。まあこの小ささでは仕方ないのだけど、ご覧の通りその白が絶妙な挿し色になっていて、無いと実に「表情が薄い」。

これまでは何度も重ね塗りしないといけないことを考えて諦めてたのだけど、今の私にはシタデルカラーがある、というわけで試してみた。

いかがですか、一発発色ですよ奥様。ちなみに幅が狭すぎるのでこれは「タミヤ モデリングブラシHF スタンダードセット」の面相筆(極細)を横から突っ込んで引っ掛けるようにして塗ってます。ハミ出たところはデザインナイフでカリカリと削ればOK。想像してたより簡単でした。
それにしてもここに白って色決めたヒト凄いよなあ…

タミヤ メイクアップ材 モデリングブラシHFスタンダードセット 87067

タミヤ メイクアップ材 モデリングブラシHFスタンダードセット 87067

ちなみに普通のタミヤ筆よりもこの筆の方が使った後に洗い易いのでオススメです

お次は赤。
「Wild Rider Red」…これも何の色だよって感じの名前ですがちょっと明るい赤。ガンプラのバーニア内部によくありがちな色に似ています。これをガンダムMKIIのバーニアを塗るのに使ってみました。
こんな感じ。


最近近くが見えなくなってきて細かい部分が辛くなってきた…ハズキルーペが必要だ…

発色自体は一発だけど、筆のエッジが接触して色が乗らないことがあったりするので、一回塗って、乾燥してからもう一度塗るの推奨。
ちなみにガンプラの赤パーツとの差はこんな感じです

ちょっと傷ついた赤朱色が過ぎた気がするけど、部分塗装仕上げで作る分には申し分ない感じ。

うん、いいですねシタデルカラーで部分塗装。ストレスなく塗れるのでパチ組み部分塗装のストレスが減るのでオススメです。

HGUC 機動戦士Zガンダム バーザム 1/144スケール 色分け済みプラモデル

HGUC 機動戦士Zガンダム バーザム 1/144スケール 色分け済みプラモデル

バーザムの脛のところの赤とか塗るのにどうでしょうそろそろ本気で買うこと考えるか…