久夛良木氏はゲーム機がお嫌い

後藤弘茂のWeekly海外ニュース■
コンピュータからゲーム機へと揺り戻したPLAYSTATION 3
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0926/kaigai303.htm
SCEが長期的に構想しているのは、PS3を広いレンジのエンターテイメントコンピュータに仕上げることだ。つまり、ゲームしかできないマシンではなく、多彩なエンターテイメントアプリケーションが走るコンピュータにしようとしている。そのために、PS3ではHDDの標準搭載にこだわり、部分的にオープンなプログラム環境になるという点も何度も示唆してきた。
(中略)
 SCEが目指すのはコンピューティングプラットフォームのビルダー。つまり、PCで言えば、IntelMicrosoft、あるいはIntelAppleを合わせたような存在だ。

わからん。何がわからないって、後藤氏ともあろう者が、PS3程度のスペックで、パソコンの真似事ができると思っていたことがだ。
HDDが載ってると言ってもたかだか20〜60GB、メモリに至ってはたったの256MBだ。これで何ができると言うのだろう?

結局「ゲーム機ではない」発言は、「ゲーム機コンプレックス」を持った久夛良木氏の妄想に過ぎない。彼はどこまで行っても「ゲーム機が嫌い」であり、「パソコンが作りたい」人物なのだろうと思う。

だが、それはPSブランドでは実現不可能だ。

ユーザがPSブランドに期待するのは「高性能なゲーム機」「ついでにビデオも見られるゲーム機」であり、パソコンではない。そもそもの前提が間違っているのだ。

折から消費税の税率アップが論議されていること、生産が追いつかないことなどのマイナス要因もあり、元より価格の高いPS3に普及の目途は立ちそうにない。
これも全ては「ゲーム機嫌い」の久夛良木氏の舵取り失敗の結果と言える。

SCEは戴くCEOを変えるべき時期に来ているのではないだろうか?