技術者の自己満足ですよ

色々と歯に衣を着せぬコメントで問題になっちゃうアリカ・三原氏。
今回もまた文句つけられてエントリ消すハメになった模様。

いや、言論、思想の自由なので消すことないと思うんですが・・・大体にしてそのインタビューってこれですよな。

Wii、DS好調の陰で、ゲーム制作技術は衰える一方?

feelplus・中里英一郎氏ロングインタビュー

ぶっちゃけるとWiiやDSの性能は高くないから、それをメインにしてる日本のゲームメーカーの技術力は低下する一方だ、という話なんですが、まあこれ、私も掲載された時に読んだんですが、即座に「トンデモインタビュー」として黙殺することにしたんですよね。

いやさ、ゲーム制作技術とはなんぞや?高い性能を活かしたプログラムができる=技術力が高い、じゃないでしょと。
むしろ低い性能でもそれできっちりと面白いゲームを作れる方が技術力は高いんじゃないんですか、と。
大体にしてハイエンド「機*1」の技術力が必要になったらその時に身に付ければ言いだけの話なわけで。
ゲーム制作技術とはプログラム技術でもグラフィック技術でもない、優れたゲームシステムを構築することだってのは素人でもわかりますよ。
ハード性能が高くても出てくるのは皆似たようなゲームばかりでは飽きも早いでしょ。言わせて貰うけど私なんか、ロストオデッセイなんてグラが綺麗なだけ*2で新鮮味がないのでスルー予定してる位ですよ?


正直Wii、DS叩きにしてもあまりにも質が低いインタビューなんですよね。実際、「俺はハイエンド機でゲーム作ってて凄いんだぜ」と自慢しているようにしか聞こえない。

このヒトはネガキャンする前に、ハイエンド機に多額の投資をしてゲームを作っても、それが報われる位ちゃんと売れることを証明するべきじゃないのか、と思いますね。まずはお手並み拝見。

*1:技術力が凄いんじゃない、マシンの性能が凄いのだ、と言ってみる

*2:それも「360なら当然」クラスなので別に凄いとも思わん