昨日と同じハナシなんだけど

専門家、ビデオゲーム中毒の精神疾患認定に及び腰

ビデオゲーム中毒をアルコール依存症のような精神障害に指定するという物議を醸している提案について、医師らは6月24日、精神科医がもっと調査をする必要があると慎重姿勢を示した。

また依存症の専門家は、米国医師会(AMA)の年次会合でこの案に強く反対した。

彼らは、ビデオゲームおよびオンラインゲームの過度の利用――約10%のプレイヤーに影響している問題だ――を精神障害と見なす前に、もっと研究する必要があると主張した。

「これがアルコール依存症やその他の薬物乱用障害に似た複雑な生理障害の状態であると示唆するものはない。中毒という言葉を付加できるものでもない」と米国嗜癖医学協会(ASAM)とニューヨークのシナイ山医学校に所属するスチュアート・ギトロー博士は言う。

だが、中毒性があろうとなかろうと、ビデオゲームをプレイしすぎると、ほかの重要な活動がおろそかになる。

「子どもがビデオゲームに費やす時間が増えるほど、社会的交流の時間や家族と過ごす時間、運動の時間が減る」(クラウス博士)

「学業の欠落は埋められるが、社会的な欠落は埋められない」(同氏)

他の事に費やす時間が減る、と言うのは、何であれ何かに夢中になれば必ず生じること。
部活に夢中になればその分学校にいる時間が増え、家族と接する時間は減る。勉強に夢中になってもそれは同様。読書に夢中になっても映画に夢中になっても、その間はある程度人との交流が絶たれる。
たまたまゲームは手軽で、夢中になりやすく、またそれを長時間続けやすいものである、というだけに過ぎない。

家族との時間や運動の時間が必要であれば彼らもそれらを求める。そうなれば容易に取り戻すこともできる。求めないのであればそれはそもそも個人の嗜好や資質の問題。多分ゲームが無くても他の事に同様に夢中になるだけ。

大体、そんなにゲームをやらせたくないなら、ゲームよりも魅力的で手軽で夢中になれるモノを提示してください。ただヒステリックにギャーギャー喚いて取り上げようとするから、ゲーム脳なんて言い出すイカサマ師に付け込まれるんだから。


ゲームの確実にネガティブな面はですね、視力の低下、それだけですよ。そんなにネガティブキャンペーンしたければ眼科医学界と組んで喧伝すりゃいいんです。それとも・・・アレですか?眼科だけが儲かるのが気に入らない?


とにかく新しいモノを受け入れられない方々はいつの時代にもいるんです。
野球にもこんなこと言われてた時代がありましたと。ご参考。

朝日新聞の野球害毒論に断固反論する!
世間の耳目を惹きたいがためのみに愚者が道理を曲げて自説を主張するということはよくあるからである。

ま、あと2、30年くらいはこういうトンチンカンな輩が出てくるでしょうな。・・・その頃までゲームがあればだけど。