ウチの会社は基本的に客先に行って仕事するので、本社に残ってる、というのはつまり、「仕事がない」という状況なのであります。
なので今日も仕事をしてるフリをしつつ Objective-C の本を読んでいたわけですが、そんなところに以前の直属の上司から電話が。
「今度部内で .NET の教育会やることになったから。君、講師ね。」
「・・・なんか今とんでもないことを聞いたような気がするんですが。」
「うん、君が講師。ウチの部で他に VB.NET やったことのあるプロジェクトないんだよ。」
「えー、だって私の組み方はある意味 VB.NET としては邪道ですよ? 新人 2 名を即戦力にする為にオブジェクティブにしてない。いいんですか?!」
「まあ他にいないんだし。とにかく教育会開くにあたって揃える必要のあるものを調べて。」
・・・電話を切った後、ふと周りを見渡すと、他の課長もニヤニヤしている。どうやらコトは既に決定済みだった模様。
となれば文句言うよりも早くモノを決めてしまった方が早い。
VB.NET を組むのに一番安い手はやはり「Visual Basic .NET 2003」。確かお値段は 19800 円也。が、しかして問題は、必要なシステムがWIndows2000 以上だと言うこと。・・・ウチの部、未だに Win98 使ってたりするんだよね。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/vbasic/previous/2003/
そこで気がついたのが「SharpDevelop」。フリーの .NET 開発環境。実際の業務に使うのにはマズイかも知れないが、教育程度なら問題なかろう。
http://sharpdevelop-jp.sourceforge.jp/
早速インストールした限りでは、さすがに本家ほどではないが、その能力は予想以上。これなら使える、ということで上司に連絡。上司もカネがかからない、ということにいたくご機嫌になってはくれたものの、やはりフリーというのが気に入らない模様(この辺りは難しい)。結局、「Visual Basic .NET 2003」のボリュームライセンスがあるかどうか調べておくことに(多分ない)。
まあそれでも今日のこの騒動は損にはならなかった。「SharpDevelop」がこれだけ使えるなら、早速家の PC にもインストールしてチマチマと色々なモノを作って遊ぶことにしよう。
