えー、一昨日、茨城県守谷市にロックシティ守谷がオープンしたわけですが。
実はこの守谷近辺には既にこれだけの施設が存在します。
- ジョイフル本田・守谷店
- ジャスコ・取手店
- ユニー・守谷店
- 西友楽市・守谷店
- アクロスモール守谷
しかもこれが全て半径2km内に存在するという事実。半径2kmというのは、クルマが足の茨城においてはちょっとそこまで、の距離なんですよ。信じられますか、コレ。
なんでもこの異常な集中(アクロスとロック)の原因は、ジョイフル本田の年間集客数の500万人という数字に釣られたものだそうで、要するに「あそこが500万もとれるならウチも」というアタマなんですな。
確かにジョイフルの集客力は異常です。平日でも駐車場の見た目70%位は埋まり、休日ともなると空いた場所を探して走り回る羽目に。なおかつ目の前を走る「ふれあい道路」は渋滞状態に。生活道路にしてるこっちはたまったもんじゃありません。ってどうせ私は土日しかクルマ出しませんけどね。
そんなわけで柳の下を求めて、その近所に昨年オープンしたのがアクロスモール守谷なわけですが、これが肩透かし。次々にテナントが入れ変わり、オープンから1年にして実に寂しい状態になっております。
あ、ちなみにジョイフルには変わりなし。ええい、ジョイフル本田守谷店はバケモノか、と関係者でもないのに呟きたくなります。
で、じゃあ今回のロックシティはどうなのよ、という話なのですが、これはどうやら残るものと見て良さそうな雰囲気。
開放的な吹き抜け2階構造、映画館(今までこの辺りなかったからね)、そこかしこに設けられた休憩所。屋根の付いた商店街、と言った趣なんですな。この辺り、「閉じた商店街」に入っていくような印象のアクロスモールとはえらい違いです。
実はどっちも同じダイワ関係なんですがねー、AEONと組んでるか組んでないかでこうも違うとは・・・って、自分ちで食い合ってどーすんだ大和ハウス。
そういう状況の中、今日は「じゃあジャスコはどうしているのか」という興味を持ってジャスコ取手店を見て参りました。まあ「対抗セール」でもやってないかなーと思ったのもありますがw
が、しかしいざ行ってみたらこれがまるっきりダメ。テナントがあちこち抜けてそのまま。ある場所はまともに照明もつけずにベンチシートだけを置いた「無闇に広い休憩所」になっており、またある場所は「ただ板で囲った空きスペース」になっておりました。そもそも品物の陳列すらいい加減で、というより品物も少なく、場所によってはアジアン雑貨屋という、明らかに「テナント料値下げしたな」とわかる店まで入ってたりします。
やる気ないみたいですな、ジャスコは。
まあ元々ここは数年前にオープンした西友楽市のお陰で結構なダメージを受けておりましたので、ロックシティに対しては「もうやめて!ジャスコのHPはもう0よ!」状態なわけですが、それにしてもこれは不甲斐ない。
10年程前に華々しく開店し、当時の「ふれあい道路」の渋滞を作り出した店がこうも簡単に落ちぶれて、それに抗うことなく廃れていくのを見ると、まっことこの世は諸行無常なのだなあと思いました。
・・・って言うか、ここまで書いて気づいたのだけど・・・
なんだ?何考えてるAEON?このままじゃ大和と同じく身内で食い合うぞ?
あるいはジャスコはこのまま終了、アクロスも順次終了してロックだけ残して、「ふれあい道路のジョイフル」と「294号のロックシティ」*1として共存する腹なのか?
・・・これはしばらく観察するに足る興味事項ですな。
*1:この地図の左下を見るべし