隣の芝生は青い

マイクロソフト執行役専務 :「Wiiから学ぶべきところがある」
Microsoftは長年多くの消費者をコンピューターゲームに引き込もうとしてきたが、その方法を見つけ出したのは任天堂だった、と日本最大の技術展示会であるCeatec Japan 2007のブリーフィングで、マイクロソフトの執行役専務である眞柄泰利氏は語った。

眞柄氏は、Xbox 360は18歳から30歳のネットワークゲームに関心を持つ男性という、比較的はっきりした対象人口を念頭に設計されたと話す。

「彼ら(Microsoftのゲーム機開発者)はそこからスタートした」(眞柄氏)

・・・あれ?

Xbox 360は18歳から30歳のネットワークゲームに関心を持つ男性という、比較的はっきりした対象人口を念頭に設計されたと話す。

いや、この時点で

Microsoftは長年多くの消費者をコンピューターゲームに引き込もうとしてきたが

これは否定されちゃうんじゃね?


まあ、それはともかくw、実際の所,狙いは悪くないと思うよ。隣の芝生は青いってヤツさ。
選んだターゲット層ってのはコアゲーマー、あるいはその予備軍なわけで、彼らは積極的に可処分取得をソフト購入に注ぎ込む。実際彼らのblogを見てみればわかる。彼らは暇さえあればソフト発売スケジュール表を見て「今月(週)は何を買おう」なんてことばかり考えてるw

で、じゃあ任天堂はどうかと言うと・・・

これに対し、任天堂はモーションセンサーを備えたゲーム機であるWiiで家族に狙いを付け

とまあ今まであまり、あるいは全然ゲームをしていない層を発掘したわけだけど、この層ってのは意外にゲーム買わないんだ。本体と同時購入したら後は誕生日とかクリスマスとか、そういうイベントの時だけ。

だから別に気に病むことはないと思うんだけどね。実際360のアタッチレートは5以上だって言うし。ハードの台数が多少少なくてもソフトが多く売れれば利益が出るわけだからさあ?


・・・まあそれでも普及台数は多いに越したことはないのか。