心に沁みる言葉

岩谷徹氏がゲームクリエイターの資質を問う――「劇的3時間SHOW」開催中

より、いくつか抜粋。まあたんぶらってもあるんだけどさ。

最近のゲームはFPSであれアクションであれ、ただ人を殺すだけという想像力と創り手側の人間性を疑うものが多い
と苦言を呈する。
人間は戦いの歴史でもあるので、その行為自体は否定しないが、ゲームがそれだけになるのはあまりにも表現者として幅が狭くて安直じゃないかというのだ。もっとアイディアはあるはずで、出尽くしたなんてことはありえないというのだ。

それはまさしく。
私が何度か360を売り払ってたのにはその辺りの理由もある。
まあ、そうなっちゃうのは映画でもなんでも一緒なんだけどね。

高橋氏の言にあった「ただのレースゲームやるぐらいならガソリン入れる」ではないが、なにか付加価値がないかぎり、
ただ画質がよくなりリアルになっただけでは意味がなく、それはゲームではないと言及する。
オリジナルのゲーム性あってこそのゲームであり、これからのクリエイターに求めることは、創り手側の蓄積してきた経験をどう発想力でゲームに結びつけ、それをゲームとして落とし込めるかなのだろう。

まさしく、まさしく。
絵がリアルになりました、だから何?リアルさでは絶対に現実には敵わないよ?
ゲームは絵ではない。この認識がある作り手がいる間は安心だな。