だらだらとゲーム機のサイズについて考える

ゲーム機はコンパクトなのが好きだ。

理想はGCやDCのサイズ。SFCメガドライブが許容範囲ギリギリ。マスターシステムだと首を傾げる。
だから最初のPS2は大嫌いだった。すまして角張ったデザインとサイズがいけ好かなかった。Xboxはもうお話にならない世界で、見た瞬間に大笑いした。
もっとも、PS2は化けた。薄くなって小さくなった。お蔭で今ではお気に入りのハードの一つになった・・・まあ方向キーは除いてw
で、ふと考えた。このサイズの基準ってなんだ、と。答はすぐに出た。ファミコンだ。ファミコンがサイズの基準になってる。恐るべしファミコン
結局、「小さくて高性能」なのがいいのだと思う。TVゲームというのは「最先端の電子遊戯」*1なのだから、その高性能さを小ささでアピールして欲しい、高性能の電気製品は当然小さいよね、というどこか日本的な感性。
まあ、だからなのか、Xbox360の大きさにはガックリした。それでも先代よりは小さく見えるのでそれで良しとした。
そもそもアメリカ人に小ささの美学なんて求めるのは間違っている。
問題はPS3だった。半端じゃなく大きかった。そこへやめりゃいいのに膨張的な曲線を使ってるので更にデカく見える。これが日本人の作ったモノか。これが天下のソニーの製品か。たかがゲーム機にこんな大きい筐体を使わなくてはならないほどソニーの技術力は低下したのかと愕然とした。
いや、勿論熱やら何やら考えたら最初はあのサイズになってしまうのは理性では理解できる。でも感情は別問題。見た瞬間に「こんなローテクマシン要らん」と決めつけてしまった。


ま、こんなことを考えてみるとなんでWiiが受け入れられたのかは理解できる。ちょっとした隙間にも置けるコンパクトな設計。自己主張無さすぎなデザインで正直好きじゃないけど、3台並べてどれかをリビングに置け、と言われたら私だって迷わずWiiを選ぶ。
どんなに性能が良くても、それが大きかったら途端に魅力を欠く。

小ささは正義だ。それは電気製品である以上、ゲーム機とて例外ではない。


いや、そう思っただけ。すみません、オチありません(;´Д`)

*1:実際は違うけどさ