写真は偉大だな、と独りごちる

このところ、何かと子供の頃に通ったスーパーのことを思い出す。
入り口にはゲーム機、その横にはホットスナックを出す小さな店、入ってすぐにはクリーニング屋とオモチャ屋が並び…ちょっとした家庭の事情であまり家に居たくなかった小学生の頃はそこに入り浸るのが日課だった。
今にして思えば、アレが私のエデンの園だったのだろうともいえなくもない。沢山のオモチャ、プラモ、ゲーム機…手に入らないまでもガラスケース越しにそれらを眺めて、手に入れた時のことを夢想する…当時はそれだけで楽しかったものだ。
しかして最近、当時の光景を思い出そうとしてもなかなか思い出せないことに気づいた。色が無い、良く見ていた部分だけは詳細に思い出せるモノの、他の部分はあやふや…もはや絵に描くことすら覚束ない。
こんな時、写真でも撮っておけば、と思うのだ。もっとも、当時はまだ銀塩カメラしかなく、それはまた高価なモノで…子供がそんな日常風景を写真にしようなどと考えるハズもなく…どのみち叶わぬことなのだけど。

今はいい時代だよね、子供でも簡単にカメラを扱うことができる。
ああそうそう、気に入った写真はちゃんと印刷しておいた方がいいですよ、デジタルデータは劣化しないかわり、失うのも簡単ですから。

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最近、ちょっと離れたところにあるRC飛行場を眺めるようになった。そろそろそっち方面に手を伸ばしてもいい頃なのかも知れない…が、まずは手頃なところから始めるべきか…ちょっと調査中