今更ながら、ネットブックを一台買ってみた。Lenovo S10-2、ヤフオクにて新品25000円也。選んだ、というよりは安いから買った、という買い物。最近はこれで通勤中にコード見たり書いたりしている。
使い始めて気づいたこと/感想をいくつか。
以上から、個人的に理想的なネットブックとはこんな物だと考えた。
- 外装は無塗装。成形色そのまま。これならば傷に気がねすることなく持ち歩ける。
- 考えてみれば今のノートPCのスタイルの祖であるPowerBookはすべて無塗装、成形色そのままだった。今ならばもっと華やかできれいな成形色が出せるはず
- キーボードはアイソレーション
- モニタ解像度は1366 x 768
これが基本。買い替えることがあればこの視点で該当するマシンを探してみようと思う。
特に無塗装というのが大事だと思っていて、傷の他にもこの方がコスト的には安くなる(と思う)し、何より現在の価格以上に見せようと施されている過剰な装飾はかえって貧乏臭くてダサいと感じている。*2
それから、今のネットブックに必要なのは独自性ではないか、とも思う。今のネットブック…特に来年1月からのネットブックはCPUも横並びになって、ますます仕様が画一化されていく。私達はかつて、そんなマシン群を見たことがある。
そう、MSXだw
MSXはCPU、VDP*3、搭載言語(OSなんてモノはない!)も一緒の統一規格だった*4。ある意味、まだメモリ容量が変えられただけネットブックより自由度が高いw
では、そこでメーカーはどうやって差別化を図ったか。
価格、デザイン*5、その他には?…そのハード固有の便利なデバイスを追加していたのだ。
ライトペン、ビデオデジタイズ機能、手書きタブレット、プリンタ*6、BASICコンパイラ、スピードコントローラ、連射機能、内蔵ジョイスティック*7…
…後半はゲームに特化していたことが良くわかるラインナップだけど、こういったデバイスを付けて独自性を出すのはアリだと思う。もっとも、それで価格がやたら高騰したら無意味なのだけれど。