自作な週末

PCを組んだ時に、MBにZOTACの9300-D-Eを選んだのは「きょうび3Dバリバリ*1のゲームなんて360でやればいい。私がPCでやるのは、せいぜいイースシリーズ止まりだからそんなに強力なのは要らないだろう」、という判断からでした。
が、どっこい。実際にフェルガナの誓いやオリジンをやってみたら、今時のファルコムはそんなに優しくはありませんでした。前者は最終ステージ、後者は最初からいきなり、「高品位」でのプレイが無理になってしまい…特に後者に至っては、「最軽量」でかつ解像度を落とさないと全然遊べない始末。
これは、イケマセン。なんとかもうちょっとまともなGPUを付けてやる必要があります。しかしながらケースの電源容量は150w、しかもMini-ITXケース。それで使えるメモリ幅256bit以上のグラフィックボードというと…

見つけました。玄人志向GF9600GT-LE512HD/GETDPは59w。9300-D-EとE8400でのTDPは74〜79wと聞いているので、9300をdisableにすれば使えるハズ。

しかして問題はケースとのクリアランス。以下の写真の通り、本当にもうギリギリ。

ちなみにMacなヒトには分かりづらいと思いますので解説すると、GeForce9300というのはiMacMacBook/MacBookProで使われているGeForce9400の下位版です。
9400のスペックはSP数:16、メモリバス:128bit、コアクロック:550MHz、SPクロック:1.4GHz、それに対し、9300はコアクロック:450MHz、SPクロック:1.2GHzと、僅かながらクロックダウンされています。
では9600GTはどうか、というと、こちらはSP数:32、メモリバス:256bit、コアクロック:650MHz、SPクロック:1.625GHzという代物。MacBookProの積んでいるのはこれのモバイル版ですので、少々デチューンされているわけですが、大体この程度の差はあるわけです。
交換した結果は下記りの通り。軽ーくOpenGLが2倍。イースオリジンも、「高品位」で、かつ「1680*1050」で60fpsからビタ一文下がらない状態。

9300

9600GT

欲を出して、どうせならHybrid SLIもできないかな、と思ったのだけどそれは完全に電源の限界を超えていると見えて、起動した傍からボトボト落ちてしまうので泣く泣く諦め。まあどうせ大した差は出ないので構わないのですが。
それから、やはりというべきか熱の問題が出てきまして、ケースを開けていないとボトリと電源が落ちることがしばしば。やはりMini-ITXでやることじゃないんですかねー。ちょっと少し大きめのいいケースを探すべきでありましょうか。

その後はようやく届いた64bit版Windows7 Proをインストール。ちなみにそれのエクスペリエンスインデックスは下記の通り。まずまずな値なので満足はしています。

後はどうやって安定させるかだ。

*1:やめてー