Twitter API 1.1のRate Limitから見るTwitterの狙い

REST API v1.1 Limits per window by resource

新しいAPIのLimit出てますね。単位は15分毎です。*1
まずは皆が普段見ているタイムライン「statuses/home_timeline」はいくつか、というと15回。一時間で60回。今までのようにモバイル端末でガシガシ取得するわけにはいかなくなります。
メンションの「statuses/mentions_timeline」、リストタイムライン「lists/statuses」も15回です。
大体みんな15分に15回で統一されています。先にも述べましたが、今までのようにモバイル端末でガシガシ取得するのは厳しくなりますね。デスクトップ端末ならuserstreamが使えるので、こちらは補完用になる為に問題はないのですが。
…タイムラインの時刻表示は相対時間表示にしろ、という件といい、本当にモバイルのこと考えてる? >Twitter


さて、ここからが本題なのですが、軒並み15回になってるAPIの中で、突出して180回とか割り振られているAPIが存在します。
それは以下のとおり

  • search/tweets ツイートの検索
  • statuses/show/:id 特定のツイートを取得
  • statuses/oembed よくわからない 「外部サイトに簡単にポスト(画像とかアタッチメントを含む)を張る用」だそうです*2
  • users/lookup 複数のユーザーの情報を取得
  • users/search ユーザーを検索
  • users/show 特定のユーザー情報を取得

はい、そうですね、「エンゲージメント、分析、およびデータ再販」に必要なAPIです。
マネタイズに特化した素晴らしい割り振りです。本気で収益化を考えられていることが良くわかります。あちらも霞食べてるわけではないので、こうなるのは良くわかります。

…が、もう少しユーザーの方を向いてくれてもいいんじゃないですか、Twitterさん…。
home_timeline、mentions_timeline、lists/statusesくらいはせめて15分に30回くらいにしようよー*3

謎の欲しい物リストへのリンク*4

*1:リセットされるのが1時間から15分になったのは改善ですね

*2:thx @aerith

*3:ライトユーザーしか見てないからこうなるんだろなあ

*4:どんどん買ってくれていいのよ?w