会社を辞めることにした

鬱は怖い。何が怖いって、治ったつもりでも全然治ってなかったりするばかりか*1、休職している間に様々な能力を奪っていくところだ。
問題はその辺りを全然わかっていない&「事情あって」舞い上がって転職した男の末路。
転職してすぐに、自分が「治ってない」のは気づいた。
出来ていたことが、できない。
話せない。
理解するのに時間がかかる。
何より、思い悩むと身体が動かない。*2
休みが必要なのはわかっていた。
しかしまだ転職して一年目だ。まして、貯金は以前休職した時に尽きている。終いには義父母に助けて頂いて過ごしていた。また迷惑をかけるのはごめんだ。だから耐えた。しかし、それは誤解を生むだけだった。揚げ句が今回の始末。

もっとも、理由はそれだけじゃない。私には至らない部分がいくつもあった。その示唆は頂いた。…その通りだと思う。私は甘すぎた。

次の機会があれば、いや、職が無ければ家族が路頭に迷ってしまうから、意地でも機会を得ないといけないんだけど、今回の様な無理はせず、その至らない部分での失敗はしない、という決心はある。

…まあ少し、完全じゃない心身で、少々背伸びをしすぎたのかも。
まずはここ二週間で追い詰められた為にまた薬のご厄介になってしまった部分を治して、全てはそれから。(来月からかなあ…早いトコ決めて家族を安心させたいという気持ちもあるけど)


…いやでもホント。こんなご時世で次の仕事なんか見つかるのかね。

*1:担当医曰く、元通りになることなんか無いそうな

*2:この部分で誤解されたままなのが本当に残念